高田晴行基金

高田晴行基金について

「ほかの人は大丈夫ですか?・・・・・・」

 1993年5月4日、国連PKO文民警察官として、この言葉を最後に、カンボジアの地に散った高田晴行警視。高田警視の功績を尊び、その志を受け継ぐため、母親の高田幸子さんを名誉会長として倉敷南高校の同級生や有志の皆さんを中心に高田晴行基金が創設されました。

 この基金はカンボジアの復興と安定を強く願うと同時に、現地の子供たちとキャッチボールをしたり、日本の相撲を教えたりと我が子のようにカンボジアの子供たちを可愛がっていた高田晴行警視の意志を受け継ぐために、現地で不足している紙、鉛筆、教科書購入費用などを支援させていただくものです。また、将来は高田晴行学校や孤児院の建設なども視野に入れております。

 殉職から20年を迎える2013年5月4日、NPO法人JHP学校をつくる会と連携し、いよいよカンボジア、オッダーミエンチェイ州に高田晴行スクールの建設に向け行動を開始いたしました。

高田晴行スクール建設に向けて

2013年5月4日、カンボジアPKOで殉職した高田晴行警視(当時33歳)の死から早いもので、今年20周年を迎えます。

 そこで高田晴行基金会長・高田幸子さんと、人気テレビ番組「3年B組金八先生」の脚本家でNPO法人カンボジアに学校をつくる会代表として知られる小山内美江子氏との連携によって、このたび高田晴行スクールをカンボジアの高田晴行警視殉職の地に建設することが決まりました。

 そこで20周年を迎える今年より「JHP・高田晴行スクール建設基金」を開設し、本格的な募金活動に入らせていただくことが決定いたしましたので、お知らせいたします。

 母親の高田幸子さんがご子息の死を風化させないでほしいという希望を叶えつつ、カンボジアの子供たちに高田晴行の名を遺し学校で学んでもらい、明日の国造りに大いに貢献してもらいたいという願いから、いよいよ来年5月建設着工に向けて進めて参る所存です。

 つきましては、ぜひとも告知などで少しでも多くの方々のご協力をいただければとご案内させていただきます。

 なお、口座番号は以下の通りです。

 

ゆうちょ銀行

口座番号    00160-3-386311番

講座名称    JHP・高田晴行スクール建設基金

 

お問合せ:認定NPO法人JHP・学校をつくる会

〒108-0014 東京都港区芝5-26-16読売理工学院ビル6F

TEL 03-6435-0812  FAX 03-6435-0813

Email:tokyo-office@jhp.or.jp

担当事務局長:中込祥高氏

2013年5月4日

岡山県極真空手道連盟として

 岡山県極真空手道連盟は倉敷市出身の国連平和維持活動でカンボジアの地に散った高田晴行警視の志に敬意を評し、その意志を受け継ぎ、継承するため活動をしていきたいと思います。

 連盟主催の各種大会の参加費の一部や、大会会場等に設置している募金箱に集まった募金を高田晴行基金に寄付させていただいています。